Autodesk&Adobeソフトを完全にWindowsPCから消去する方法
はじめに
AutodeskとAdobeソフトって、PCに入れた瞬間にディスク容量をかなり圧迫しますので、使わなくなった時にアンインストールしたいのですが、なぜか容量がそのままでインストールする前に戻らないんですよね~
何か良い方法ないかな~ということで記事にまとめました。
Twitterのピックアップ
しつこく残り続けるAutodeskソフトなどのアンインストールにはGeek Uninstrallerが効くよ。
— アサヒかーき_建築手記 (@asahi_blog) 2022年1月19日
スペルミス↑
— アサヒかーき_建築手記 (@asahi_blog) 2022年1月19日
Geek Uninstaller: https://t.co/XnUfZ5zuaw
無料だし使いやすいのでオススメ。
空き容量がなくなってしまったので、Spacesnifferにたどり着いてディスクを整理した次第。不要になったインストールソフトとか、消したはずのEpicとか、AdobeとAutodeskソフトの残骸を処理して200GB近く軽くなったという。https://t.co/6gGFWdIois
— アサヒかーき_建築手記 (@asahi_blog) 2022年9月20日
免責事項
- 正規のアンインストール方法で試してもなお、問題が解決しなかった方だけが閲覧してください。
- この記事に掲載された方法でアンインストールをしたら、完全にPC容量を元の状態へ復元できることを約束するものではありません。あくまでソフト付属のアインインストールツールを補助するための方法論です。
- 誤って必要なソフトやデータを消去してしまった、ソフトを消去したはいいが次回のPC再起動時にOSとソフトの挙動がおかしくなってしまった、等の事情に対して当方は一切の責任を負いません。
実践
まず今回のソフトアンインストールで使用するツールですが、
- Geek Uninstaller
- SpaceSniffer
- Autoruns
です。全て無料ソフトを使用しています。
Geek Uninstallerのリンクはこちら↓
リンクに飛んだら左の方のFreeの欄からにRarファイルとZipファイルを選べますが、PCの中で圧縮解凍できる任意の格式をダウンロードします。
あとは「Geek Uninstaller.exe」を起動させて、目的のソフトをアンインストールします。
Geek Uninstallerの良い点は、基本ソフトのアンインストールを完了した後に、関連レジストリの消去を選択できるので、アンインストール後に再起動したPCから該当ソフトがインストールされる前の状態にできることです。
次にSpaceSnifferで隠れたTempファイルやMaterialファイルなどの残留容量を解放したいと思います。
SpaceSnifferのリンクはこちら↓
ダウンロードの手順はGeek Uninstallerとほぼ同じで、リンクのページからZipファイルをダウンロードし、ファイルの中から「SpaceSniffer.exe」を解凍して起動させます。
このexeファイルはアクセス権限のないファイルを検知できないので、「管理者権限」でexeファイルを起動させます。
すると下の画像のようなポップアップが出てきますので、検索したいディスクを選択し、Startボタンをクリックします。
詳しい操作は付属仕様書PDFを翻訳して、各自で概要を確認してください。
ディスク検知の速度はPCのCPU速度に依存しますが、数分から数十分で検索は完了しますので、Autodesk、Adobeと名前のついたファイルをダブルクリックして探します。
完全に容量を解放することが目的ですので、AdobeとAutodeskの名称があるや関連ファイルやソフト全てを右クリック⇒削除(またはファイルの保存位置を確認してから消去)します。
PCを再起動すると、Autodesk、Adobeからはライセンスを検知するWindowsのプログラムが起動し、所定の位置にライセンスファイルがないことを知らせてくるポップアップが出てくることがあります。
これは無視してもAutodesk、Adobeは完全に消去されていますので特に害はありませんが、WindowsOSを更新したり、OSを最初から再インストールしないと改善されません。
実に煩わしいですので、スクリプトファイルを読み込まないように*1OS設定を変更する必要があります。
ですので、三つ目のソフトAutorunsからスクリプトファイルをPC起動時に検索するという該当項目を探して削除します。
ここで参考になったのがMicrosoftのフォーラムの過去ログでした。リンク↓
回答者RobinsonSilvestre氏のリンクからAutorunsのZipファイルをダウンロードし、最上部のファイル「Autoruns.exe」を解凍します。
正規Autorunsソフトのダウンロードリンクはこちら↓
ソフトを起動した後で上部メニュー欄から虫眼鏡のアイコン「Find」より「Autodesk」、「Adobe」などのキーワードを入力し、.vbsスクリプトファイルを読み込む関連ファイルや残ったレジストリを消去します。
これで次回のPC再起動時にポップアップはなくなるはずです。
どうしても解決できない場合、重要なファイルを全てSSDなどにバックアップした後でOSの再導入をしてください。
以上です~
*1:私の場合、.vbsファイルが所定の位置にないと検知したためWindowsOSから警告ポップアップが出てきました