スマホ閲覧用にTwitterの埋込みを軽量化いたしました(2022.9.11)
実践編
SketchUpが世界で一番使われている建築ソフトである所以
気になったので建築設計に使われる3Dソフトのアクティブユーザー数を調べてみました。
・ArchiCAD 12万
・Maxon C4D 33万
・
Rhinoceros 50万
・Revit 50万
・Vectorworks 65万
・3dsmax,maya 120万
・
blender 550万
(Autodesk 全ソフト合計 1800万)
・
SketchUp 4120万
日本の利用者がそんなに多くないことからも意外でしたね。
asahi-k.hatenablog.com
↑上記のソフトの価格をまとめました。
ユーザー母数が非常に大きいため、開発速度が速いのがSketchUpです。
現在でもこのモデリングロジックは第一線で活躍しております。
無限階段の記事についてはメインブログの方をご参照くださいね。
asahi-kaki.hatenablog.com
高度な曲面トラスの作成法です。
精度をコントロールするのが難しいとの意見もありますが、トラス系の設計は複数案比較するケースが多いため、SketchUp内で素早くモデリングできるという点では重宝できます。
トラス部:Bezier line→BZ_ToSpline(線分統一)→Curviloft→JointPull(法線保留)→LineToColumn
ジョイント部:Markvertice→PointConvertToComponent でした。
というか
不定形の建築ほぼこの手順じゃないかな…?万能過ぎる。
pic.twitter.com/GZF7ymPmHS
こちら主にFredo 6のプラグインを使用して制作しています。
www.youtube.com
プラグインを用いてトラスを制作する方法については、YouTubeで検索すると色々ヒットしますね( ´ ω ` )
パワーポイントのプレゼン中に画面内で3Dモデルグルグル
あまり知られていませんが、
パワポにfbxファイルを貼り付ける機能があるので、
SketchUpやその他ソフトから3Dモデルをfbxに保存して
パワポ上で3D模型をぐるぐる回すことが可能です。こういうことを探求して講評会で実践する人は素直に凄いと思いますね…
.fbxファイルの貼り付けは設計業界の一部では有名ですね。動画の埋込みのような効果を期待できます!
標高に合わせて色を変化させる場合、UVテクスチャーの投影方向を垂直にしたままバケツツールで塗れば非破壊的なモデルを作成できます!
更に地形表現を凝ることもできそうですねぇ…!(。-∀-)
Bitmap2Meshの使い方を説明しているYouTube動画があって、
当時は本当に助かりました(*´∀`*)
OpenStreetMapからSketchUpに直接地形を導入するのは、サンプルデータが不完全で軽量化処理されていない場合が多いため、皆さんにはあまり勧められません。
あくまで局所モデリング、僻地モデリング、手段のひとつとして参考にしてください。
SketchUpの複雑モデルはBooleanでだいたい解決する
さらに良い方法がないか、現在も検討中です…
精度を保証するものではありませんが、擬似的にNURBSのような操作もSketchUpで実現しました。
プラグインSU-Moreの機能なんだけど、平面の階段CAD図にあらかじめ設定したパラメーターで実行すると、3Dの階段に仕上げてくれる。踊り場も認識してくれる優れモノだ。
一瞬で階段の2D図面を3Dに立ち上げてくれるツールもSuMore出典です。
説明臭い標題ですが、SketchUpでの中銀ビルの3D作成はいたって快適でした。他のソフトならかなり重いはず。図面ではなく写真が3Dデータのソースですので、不整合部も多いかと…忠実再現はしていません。
お求め頂けると表記しましたが、3DWarehouseはダウンロード無料でコモンズライセンスCC BY制(つまり私の名前をクレジットとして表記してくれたら商用可)です。
ライセンス違反・無断使用をネットで発見したら厳しく追究しますのでご注意を。
RT←それで言うと
SketchUpコミュニティは既に建築系
メタバースの理想形態にだいぶ近いです。スポンサーが実体のある3Dモデルを提供していて、ARゴーグルで実空間にモデル配置ができるし、
VR空間で複数人同時
モデリングもできる。
いわゆるメタバース空間も構築できます。
SketchUpの瞬速3D作成の動画を投稿するRio ryne氏。YouTubeにたくさんモデリングの動画をアップしていて、プラグインの使い方や組立てのロジックが参考になります。ぜひチェックしてください!!
www.youtube.com
数量積算のためのプラグインは、手計算や確認の補助として用います。
バグの減少に伴い、かなり使い勝手が良くなった模様。素晴らしいプラグインです。
こちらもSkatterプラグインのように植栽や背景モデリングに使用できる汎用型のプラグインです。
機能が限定的ですので、Rhino+Grasshopperが暫定最有力候補です。
無料で素晴らしいプラグインですゆえ、分析図や都市設計のお供としてぜひダウンロードしてください。
むしろ今まで無料で、こんなに高性能なプラグインを使わせて頂けていたことについて感謝…圧倒的感謝…!
Make2Dよりも速いベクターデータパース作成
「いやいや
SketchUpでPDF出せるし、
RhinoのMake2Dでもベクトルデータを取れます」と言う方もいると思いますが、同じ条件で試したところ、直接最速
レンダリングして
イラレで変換した方が、線の精度度外視なら遥かにパース作成が速かったです( ゚Д゚)
実はSketchUpもRhinoもMake2Dのような操作が苦手です。ツイートの際ではパースをレンダリング⇒イラレで少し工夫しましたが、ベクターベースの図面は2DCAD系のソフトが良いと思います。
AutoCADで2D図面を描いてから
SketchUp/
Rhinoで3Dに立ち上げてアドビソフトで調整というワークフローが2度手間3度手間で不可解すぎる…
SketchUpで設計提案から3Dモデルの立ち上げ、2D図面作成をSU付属ツールのLayOutでやってみ…線種線色変更できるし、もはやフォトショも
イラレも要らないから。
最近貴重な情報をSU
モデラー聞いたのですが、
SketchUpのモデル容量を100MB以内に収めるとLayOutのカクつきが軽減されて快適に図面が作れるそうです。軽量化重要。
無論高性能PC(ゲーミング級以上)であれば使用感は大きく向上しますが、
SketchUpが重くならないための設定がいくつかありまして⇒
・自動保存オフ(バックアップはオン推奨)
・固有スタイル/太陽は基本オフ
・常に最新版に更新
・動画保存シーン/テクスチャーは極力減らす
・起動
プラグインを減らす
本当にすっごく便利ですから、ぜひLayOutを活用してください!
中銀ビルのLayOut使用例の元の画像もどうぞご覧ください↓
NAKAGIN CAPSULE2.png - Google ドライブ
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ライノ90日間無料PC時間更新戦法?何それおいしいの?
元のツイートではそんな詳細を誰も言及していませんが、想定されていないソフトの利用は悪質なため厳しく追究しています。
繰り返しますが、ネット版のSketchUpは無料です。
iPad版も登場したので、気になる方はチェックしてください。
@asahi_blog とても分かります!
ちょうど一昨日もGrasshopperを使いたい部分だけ
Rhinoで作って、SUに持ってきたりしてました。笑
やってる業務内容にもよるんでしょうけど、大抵の
モデリングならSUでいけるなーと思ってます🙆♂️
個人の感想でRhinoを貶すような言い方になって申し訳ないのですが、SketchUpにGrasshoppeerが本格導入されることを望むユーザーは意外と多いかもしれませんね。
SketchUpにGrasshopperを同期する方法その1
TanGo ProというプラグインでRhinoとSketchUp、AutoCADを同期してGrasshopper操作ができます。定価799人民元でしたので日本円で約16,000円。お高いですねぇ...!!!
こちらは無料版の同期性能の試用です。
SketchUpにGrasshopperを同期する方法その2
RhinoInside for SketchUpは最新版のSketchUp 2022から利用できます。
こちらも機能は申し分ないです。
Dynamic Componentの仕様ですのでバグではなかったそうですね。ちょっとした小ワザです。
こういうモデリングはちょっと難しい
何かとデジタル写経の題材として人気があるリボンチャペル。素直にRhinoで作りましょう。
モデリングでもっとレベルアップしたい場合
Maya、blenderなどの上級者モデリングの動画を参照することで、SketchUpでも応用できるモデリング方法を思いつくことがあります。
こちらは中国の設計者がSketchUpをBIMのためにワークフローを最適化した旨の解説動画。ArchiCADやRevitと役割を分けて使用すると良いでしょう。
世界最大のBIM建築で言えば、CITICタワー設計時GHで完全な3Dモデルをbakeするだけで40分(スペックは150万ワークショップPC)かかったらしい。Rvtで組み上げていたらモデルデータだけで百GB近くに膨れ上がるだろうから運行維持モデル軽量化の観点でもRevitは全周期対応にあまり適していないことが分かる
中国PJの例になるけど、Revitで20GB分のモデルを組んだ後に運行維持モデルのためにUnityへ変換したところデータが重過ぎて動かなかったらしい。従来モデルはlod500程度だったが、結局
SketchUpでlod200近くまで再モデルして100MBまで軽減。Trimble cloudで管理したら専門のデ
バイスでなくても使える。
度々比較されるRevitとSketchUpの特性です。
個人的には高LOD模型を作ることは、高性能PCなしに3Dモデルを閲覧できなくなってしまうので、SketchUpを全周期で使用した方が良いと思います。
Rvtモデルはそもそもリバース寄りで、設計業務の効率を改善してくれるものではないが、既存の建築に付加価値を乗せやすい。これを果たしてBIMと呼ぶべきなのか疑問に思うのだが、実際に現場で使われるDBモデルで高性能PCが要求されること自体、実用性への意識が低いと思われる。
フォーラム内で強調しているのはSketchUpの全周期性能の高さです。Teklaで構造方面の設計解析もできますし、もともと操作が簡単な軽量級ソフトですので、フォーラムに挙げられた例では、SketchUpは化学プラントの警報システムに組み込まれ、高い安全性を保証しています。
勿論
SketchUpをBIM化させるのにはそれなりの改善を施さないといけない。
・Trimble Connect
・3Dwarehouse
・LayOut
・Profile builder
・3Skeng
・4DVirtual Builder
・Placemaker
・LiveComponent
・Modelur
をフル活用してようやくBIMとして機能するわけだけど。それでも
コスパは高い。
SketchUp専用の周辺プラグインです。
BIM化のための機能も年々改善されているそうで、期待ができますね。
Rhinoのデータ構造とSketchUpのデータ構造は僅かに仕様が違うので、マクロ内で設定を調整する必要があります。
「SketchUp GO」以上のライセンス(GO版年間$119、Pro版年間$299)からご利用いただけます。
久々に公式HP覗いてみたら
SketchUp Make2017の配布が終了したみたいです…今まで(TдT) アリガトウ SU Make
無料のスタンドアロンソフトは公式サイトで配布されなくなりました。
ですが、徹底的に探せばまだどこかのサイトにはある模様。商用不可。
SketchUpは歴史研究にも実戦投入されています。
ほとんどが邪推で説はまだ検証していませんが、毎年SketchUpの処理速度は向上していますので、保存ファイルの容量が小さく済むのはTrimble社が力を入れているからなのかもしれません。
日常編
線種と鮮やかな色調の設定が楽ですので、SketchUpでポスターやTシャツグッズなども制作できます。
趣味の壁紙制作
実はこちらも3DWarehouseから素体をダウンロードしてレンダリングしたり色々処理して作ってます。SketchUpホントなんでもあるよね。
プラグインの個人開発者と直接デバグするなど
SketchUpに内蔵されているAPIのRuby言語はPythonに近い操作感覚の言語なのですが、Fredo氏やEneroth氏などのガチの天才が集っています。
プラグイン個人開発者の作動環境テストは完璧ではないのでデバグを手伝うと喜ばれます。
他人の捉え方はわかりませんが、なーんか後からジワジワ来ますね、こういうの。
そんなスゴそうなPCでも結局開くのはSketchUpなのか。
卒業した途端に破産する建築従事者
定価が高すぎるのはなにか理由があるのでしょうか。
無料ソフト・買い切り型のソフトが人気になる理由がわかります。
代替可能ソフトの例
有名ソフトを利用すると巨額なサブスクが発生しますが、買い切り型のソフトを探すのも非常に有効です。
例えば、
PhotoShop/
illustrator ⇒ AffinityPhoto/Designer
Premier ⇒ DaVinci、AviUtl
Lumion/V-ray ⇒ Mars/D5render
AutoCAD ⇒ 中望CAD+
Revit ⇒ PKPM‐BIM
に置き換えるなど。
AffinityのソフトはOSに分けて販売されていて買い切り型がひとつ$35/55(
ipad/
mac)でDaVinci/AviUtlは無料。
レンダリング用のMars/D5renderも無料ですし、中望CAD+は年$45、PKPM-BIM(構造、施工)は年180$。
ArchiCAD、
SketchUpに替わるような設計型のソフトは今のところ見つかってませんが…
常にソフトの最新情報を追っていきましょう。
ぶっちゃけた話、建築意匠さんは
SketchUpとRhino7&grasshopperとAffinity3ソフトをメインに構えるだけで十分(初期費用を除けば年間支出4万弱?)。+αとしてRevit、AutoじゃないCAD、
blender(UV展開用)、
illustrator、Lumionを使えたら良いよねって感じ。パースと動画にはなるたけ手を出さない。
補足なのですが、建築CADソフトを挙げるとさらにVectorworks、BricsCAD、JwwCAD、DRA-CADなども優秀ですね。
人によっては
SketchUpも削れると思う。3DWarehouseと
レンダリングフォーマットと細かい仕様が便利だから入れてるってだけだけど。
blenderの建築CAD機能が充実したらSketchUpも容赦なく切り捨てると思います。
blender勢いもありますし、機能もパッと見SketchUpよりも多いので期待できます。
ソフトの構成などの参考
買い切り型のソフトを中心に高機能ソフトを採用しています。
相変わらずSketchUpは使用頻度が高いです。次にRhino+GH、そしてblenderといった感じでしょうか。
現在はAdobeソフト/Vray/Revit/AutoCAD/ArcGISなどは出費の関係により個人のメインPCでは解約/アンインストールしました。しかし設計/業務用に作業場のサブPCでRevitやAdobeソフトを使用することもあります。
実は御三家かもしれない
適当、…いえ冗談でございます。
シンキングツールとして
SketchUpや
Rhinoを使って設計する分には方法の選択肢が多いので便利だが、様々な規範に照らし合わせて設計するとなると、ArchiCADやRevitを使うと修正いらずで楽なことがある。
SketchUpはいわゆるプレゼン特化型のソフトですね。それも分かりやすい設計で真価を発揮します。
いにしえの武具Lv.99
取説というか、事実です(キッパリ)。ユーザーの多さ、3Dwarehouseのような無料で使えるプラットフォーム、高性能プラグイン、レンダリングソフトの互換性、軽量化が強みであるSketchUpはまさに”いにしえの武具”扱いです。
SketchUpの練度に上限はありますが、極めれば、下手な高性能ソフトを圧倒する程度のパワーを持っています。
中国の
設計事務所の
Sketchup、
AutoCAD+
天正、Lumion普及率は100%、そして
Rhino+grasshopperはかなり少なくなり(事務所で1人使えれば良い方)、Revitはアトリエ系事務所がよく使っている。他のソフトは全く知られていないのだ...恐ろしいことに。
ユーザー母数の多さがソフトや二次開発の開拓率に直結するので、環境内で主流なソフトに慣れるのはとっても大切です。
ちなみに、2022年も傾向は変わらずSketchUp、AutoCADは使われていますが、Rhinocerosの使用者は若干増えて、LumionなどのレンダリングソフトはVray傘下のEnscapeやD5 renderに移行する方々が増えました。
Trimble社の周辺測量製品
四足歩行ロボットにレーザー測量機を搭載させたら測量効率が爆上がりした、という単純ですが強力なツールです。「ロボット&計測機器」で様々な使い道を期待できますね!
実際に実績を出しています...!詳しくはSketchUpの年度フォーラムなどを参照ください。
建築CAD候補から見事にハブられるSketchUp
でも実際には全世界ユーザーがこの中で最も多いソフトなんですよ…!(4120万人以上)
入学当初、同級生が何も知らずに
MacBookを買ってましたが値段と性能の割に
SketchUpが重かったり(たぶん
GPUと冷却が弱め)、Bootcampで
Unix OSと
Windows OSを行き来しながらソフトを起動することが煩わしい(何処にファイルを保存したか忘れるなど)ため、2年で売却。
これはパソコンとソフト関連の知識ですが、SketchUpはマルチコアスレッドではなく、シングルコアスレッドで処理しています。比較的性能の低いPCでもSketchUpを使えますが、マルチコアスレッド処理に対応しているRhinocerosや、blenderと比べると動作速度が安定しないことが多いです。ということはSketchUpの要改善要素です。
しかし最新バージョンのSketchUpはMacOSや新世代アップルシリコンシリーズにも動作対応していることもあり、特にこだわりがなければ私からは最新版のソフトをインストールすることをオススメします。
建築ソフトとPC選びをもっと知りたい方は30×40 Design Laptop氏のYouTube動画を見るとよいでしょう。
www.youtube.com
結論:動画では高性能ノートPCの購入を推奨しています。
快適な設計をするためにも良いモデリング習慣を身につけましょう。
基本何もできない
SketchUp(
プラグインで化ける)は期待値が低くてBIM用途がザルでも許せるが、何でもできるBIMと
鳴り物入りのRevitにバグが見つかると一ミリも許せん現象が起きてる。ちなBIMで使いやすいのはUGとArchiCAD。
SketchUpやRevitと比較すると、ArchiCADとUGS NXは確かに使いやすいですね!購入価格を度外視したらとても良いソフトなのですが…
SketchUpが100%クラッシュする保存ファイル名
豆知識:
SketchUpのファイル名を絵文字で保存すると100%ファイルがクラッシュする。
ヤバそうなクライアントや担当者など、絶対に開いてほしくないファイルを彼らに渡さざるをえない場面に遭遇してしまった場合、透明な絵文字を入れておくとファイルは開けなくなります。透明な絵文字とは?って話ですが。
解決法はファイル名を変更することです。簡単ですね。
常に最新バージョンに更新してください
PC性能に関わらず反応が速くなります。アップデートは面倒くさがらずに!
できませんが、夢を見せることはできます。
以上がSketchUpの関連ツイートまとめ、でした!